DIY初心者に読んでもらいたい6つの注意点!建築士が伝える安全の確保と危険度!
DIYは準備から完成までの過程を楽しめて、完成後の満足感で幸福度も高められる素晴らしい趣味です。
しかし、
楽しい趣味でケガをしては楽しくない!
DIY初心者にとっては、安全に取り組むための基本的な知識や注意が必要です。
プロである建築現場の職人さんでも大きなケガをしてしまうことがあるので少しでもリスクを低くする意識が大切です。
必要以上に怖がることなないけど、知ることでケガを少なくしましょう。
結論を最初に言うと、
安全対策をめんどくさいと思わないこと!
この記事では、建築士とーちゃんがDIYを行う上で潜在的な危険性を理解していただくための重要なポイントについて説明します。
DIYで気を付けないといけない6つの注意点
大きなケガをする前にどんな危険性があるのか知ってみよう
毎日、工事をしている職人さんでも、ケガをする時はあるのでしっかりよんでもらえると幸いです。
それでは、建築士とーちゃんが説明していきますね。
DIYで必要な保護具と安全対策
DIYを開始する前に、作業に合わせた適切な保護具を身に着けることが重要です。
例えば、安全メガネ、手袋、作業用マスク、安全靴、耳栓などが必要です。
めんどくさい!って思ってつけない時に限ってケガをします。
予算を考えたら安全対策は後回しと考えないようにしましょう!
ケガをしたら道具代以上に費用がかかりますよ。
また、作業場所には消火器や応急処置キットなどの安全対策も大切です。
カッターはよく使うと思いますが、手を切ってしまうケガは本当に多いのです。
私自身もちょっとの作業で安全対策はめんどくさいと思うことは多いです。
だけど、作業用グローブなどつけて少しでも手を守ってくださいね。
私自身もグローブをしていてよかったってことが何回もあります。
そして、大事なことは
作業用のグローブは自分の手のサイズに合っていないと危ないです。
当然ですが、大きすぎるといろんな物に引っ掛かりやすくなります。
特に、回転系の工具にブカブカのグローブの端などが引っ掛かると大けがになります。
保護具は自分の体のサイズに合ったものを必ず選んでくださいね。
電気を使うときの危険性
DIYでは電動工具を一番使用されますが、誤った取り扱いは危険です。
道具の電源をオフかコンセントを抜いてから別の作業に取り組んだり、配線やコードが傷ついていないことを確認しましょう。
めんどくさくても毎回電動工具のコンセントを抜くクセをつけて!
それだけでもうっかり事故が減りますよ。
また、電気工事(電気配線を触るような工事等)は専門知識を必要とするため、素人が手を出すべきではありません。
電気工事は専門業者にお願いしましょう。
適切な道具を使用する
DIYにはさまざまな道具が必要ですが、それらを正しく使用することが重要です。
切削工具や電動工具を使う場合は、使用方法や取り扱いについて事前に学ぶことが必要です。
道具は正しく使って便利なものです。
包丁やハサミも使い方を間違えれば危険なものになりますよね。
本来の使用方法をわからずにケガをしてしまうなんてことは絶対にないようにしましょう。
予測し避けられるはずのケガなので一番悲しいケガになります。
また、使わない道具は片付け、安全な場所に保管することも忘れないでください。
高所作業の注意点
DIYでは、屋根修理やフィルター交換などの高所作業もすることがありますね。
高所での作業は特に危険ですので、必ず適切な足場を確保し必要に応じて安全ハーネスを使用しましょう。
高所作業をする時は無理な姿勢の状況も多いです。
一気に作業をしたいところをガマンし、休憩をしながら余裕をもって作業してください。
また、天候や風の状況にも注意し、作業中の滑りやすさにも対策を講じる必要があります。
スリッパで作業なんてやめてくださいね。
化学用品の使用上の注意
DIYでは、塗料、溶剤、接着剤など(以下、化学用品)を使用することが多いです。
これらの化学用品は適切な取り扱いが必要であり、安全性に注意を払うことが重要です。
4つの注意点を説明します。
1.化学用品を使用する前に、ラベルや安全データシート(SDS)をよく読んでください。
正しい使用方法や必要な保護措置について理解することが重要です。
2.化学用品を使用する際には、換気が良い環境で行うことが重要です。
窓を開けて通気を確保し、呼吸器系への影響を最小限に抑える必要があります。
3.化学用品を取り扱う際には、適切な保護具を着用してください。
手袋、作業用マスク、防護メガネなどが必要です。
また、作業後には手や体をよく洗い、化学用品の残留を取り除くようにしましょう。
4.不要な化学用品は適切な廃棄方法で処理してください。
地域の廃棄物処理規則に従い、環境への悪影響を最小限に抑えるようにしましょう。
簡単に言うと、
商品の使用上の注意をよく読む。
使用時はしっかり換気する。
皮膚についたらよく洗い流す。
捨てる時はほかの物と混ざらないよう各自治体の廃棄方法を確認。
DIYの範囲と難易度の理解
DIY初心者は、自身のスキルや経験に応じて適切な内容を選ぶ必要があります。
難しすぎる内容に取り組むと、失敗や事故のリスクが高まります。
いきなり難しいことより簡単にできることから始めて、
楽しくなってきたらいろいろ挑戦してくださいね。
自分の能力や限界を正しく評価し、必要に応じて専門家や経験豊富な人の助けを借りることも重要です。
まとめ
DIYは楽しく充実感を得られる趣味ですが、安全を最優先に考えることが重要です。
この記事では、建築士とーちゃんがDIY初心者の気を付けてほしいことや安全対策、潜在的な危険性を理解するためのポイントについて説明しました。
適切な保護具の使用、電気や化学用品の取り扱い、適切な道具の使用、高所作業の注意など、これらの要点に留意することで、DIYを安全かつ楽しいものにすることができます。
作業しながら安全確認のクセを身につけてください。
一番はめんどくさがらないことが重要です。
特になれてくると、めどくさい安全対策を無視しないように!
私自身も、めんどくさい気持ちが勝ってしまって、ディスクグラインダーを安全対策なしで使用し大けがをしたことがあります。
それ以降、ディスクグラインダーを触る時はこわいです。
小さいお子様が近くにいてる時の作業は特に注意して!
目を離したすきに興味本位で道具を触ってしまいます。
ケガをしてからでは遅いのでうっかり事故に気を付けてくださいね。
記事を読んで頂いた方の悩みが少しでも解消できれば幸いです。
って妻も言うてます。