建築士が違いを比較!マイホームは中古と新築どっちがお得?
マイホームを購入するぞ!
って決めたものの、中古物件と新築物件のどちらが良いかなかなか答えが出せませんよね。
最初から、
新築じゃないとダメ!
中古のほうがお得!
と、気持ちが決まっている人は良いですが、
悩んでいるかたにとって決断するための情報がないと判断できないですよね。
気持ちが決まっていても、情報を得ることで一度ひと呼吸し、考えてみることも大事ですよ!
それぞれにはメリットとデメリットがあります!
いろんな情報がある中で、
自分の希望しているマイホームは中古と新築のどちらがイメージが近いのか、
また予算を考えたうえでどちらがいいか、
知識を少しでも入れてから決断して少しでも後悔する可能性を減らしましょう。
後悔がない楽しいマイホーム計画を家族と話そう!
この記事では、建築士とーちゃんが中古物件と新築物件の違いを明確にし、選び方のポイントを解説します。
中古物件と新築物件を考える
中古物件と新築物件ともにメリット・デメリットがあり検討される方の好みや性格、家族環境など様々な要素で良し悪しがわかれます。
どっちを選ぶにしても、最初に知っていて選択するのと知らなくて選択するのでは大きく違ってきます。
検討される方にとって、ご自身の最適な選択がどちらか考えるきっかけになれば幸いです。
それでは、それぞれの特徴を建築士とーちゃんが説明していきますね!
中古物件の特徴
中古物件の特徴を知るためにメリットとデメリットを見ていきましょう。
中古物件のメリット
中古物件の魅力には、手頃な価格があります。
同じ広さや立地条件の新築物件よりも、
中古物件の方がより経済的に購入できることが多いです。
特に古い中古物件はかなり安く購入し、リフォームしても安く収まることも多いです。
また、築年数が経っているため、既に整備された生活環境があることも魅力の一つです。
庭や植栽が整っていたり、家具や家電製品が備え付けられていたりすることもあります。
購入予定の周辺に長く地域で生活されている方から購入予定の家のことや地域のことを購入前に教えてもらえるとラッキーですね。
資産価値の高い家を見つけやすくもあります。
売却までを考えて購入する場合、新築よりも計算がしやすいです。
中古物件のデメリット
一方、中古物件には注意点もあります
まず、メンテナンスや修繕が必要な場合があることです
築年数が経っているため、建物の劣化や老朽化が進んでいる可能性があります
そのため、追加の費用や手間がかかることがあります
また、中古物件は他の人が使用していたため、自分の好みや希望に合わない場合もあります
築年数が古いということは、
周辺のコミュニティもできあがっていることが多く、
新しくその地域に入っていくことになるので、
コミュニケーションが苦手な方は新たに入っていくのが大変な場合もあります。
新築物件の特徴
新築物件の特徴を見るのに簡単にメリットとデメリットを見ていきましょう。
新築物件のメリット
新築物件の魅力は、最新の設備や建材を備えていることです。
快適な生活環境や省エネルギー性能を求める人にとっては、新築物件は理想的な選択肢です。
また、自分の好みに合わせて間取りや内装を選ぶことができるため、自分らしい住まいを作ることができます。
一番はなんと言っても自分好みの快適な空間づくりができることですね。
最近の新築は気密度がすごく高く断熱性能を高く建築することができます。
新築物件のデメリット
ただし、新築物件にも考慮すべき点があります。
まず、価格が中古物件に比べて高いことが挙げられます。
建設費や土地の価格上昇などにより、新築物件は一般的に高価です。
さらに、新築物件の立地条件も重要な要素です。
一部の新築物件は、まだ開発途中の地域に建てられている場合があります。
そのため、交通や商業施設などのインフラが未整備であり、利便性に欠けることがあります。
立地条件は、将来の生活に大きな影響を与えるため、慎重に検討する必要があります。
新築は初期費用の負担が大きいが、費用対効果でみるとそこまで大きな負担ではないかもしれません。
大きな分譲地などはいろんな方が新たに地域に入ってきますので、
空いてる分譲地にどんな人が入るかわからないと言うことを意識しましょう。
選び方のポイント
マイホームを選ぶ際に考慮すべきポイントをまとめましょう。
予算
自分の予算に合わせて物件を選ぶことが重要です。
中古物件は一般的に価格が安くなりますが、新築物件でも予算に合った選択肢があるかもしれません。
予算に合っていても、最近はすごく安い新築もありますが、なぜ安いのか調べることをおすすめします。
欠陥住宅という意味ではないですが、安くしている理由によって選択が変わる可能性があるのでしっかり調査してくださいね。
希望条件
自分の理想とする住まいの条件を考慮しましょう。
間取りや内装、設備、立地条件など、自分にとって重要な要素を優先することが大切です。
自分や家族のこだわりや条件をしっかり話し合ったうえで、
どちらが自分たちにあっているか紙に書きだすと内容が明確になるので一度やってみてね。
我が家も希望していることを書きだし、可視化することで話し合いもしやすくなりました。
メンテナンス
中古物件はメンテナンスや修繕が必要な場合があります。
将来的な負担や手間を考慮し、自分のライフスタイルに合った選択をしましょう。
新築も中古もメンテナンスは必要ですが、
中古の場合、大規模なメンテナンスがすぐに必要になる可能性もあります。
時間と労力
中古物件の探索や交渉、新築物件の建設プロセスには時間と労力がかかります。
自分のスケジュールや優先事項を考慮し、どれだけ時間と労力を費やせるかを検討しましょう。
最終的な決定は、自分の状況や優先順位に基づいて行う必要があります。
不動産エージェントや専門家の意見を参考にすることもおすすめです。
マイホームは人生の重要な決断ですので、じっくりと検討し、将来に向けて最適な選択をしましょう。
計画中に家族が増えるなんてこともよくあるので、しっかり考えて進めよう。
実際に我が家も計画中に子どもができ、引越しをした翌日出産というドタバタになりました。
まとめ
中古物件と新築物件の選択は、個人の予算、希望条件、メンテナンス負担、時間と労力などを考慮して行う必要があります。
どちらを選ぶにしても、自分にとって最も重要な要素を優先することが大切です。
予算が限られている場合は中古物件が適しているかもしれませんが、新築物件の設備やデザインの最新性を求める場合は新築物件を検討する価値があります。
また、不動産エージェントや専門家の助言を活用することもおすすめです。
彼らは経験豊富で、あなたのニーズに合った物件を見つけるためのアドバイスを提供してくれるでしょう。
皆さまが信用できる業者や、信頼できる営業マンに出会えることをねがいます。
時間も費用もかかるので、自分が信用・信頼できる人と話をすすめるようにしましょう。
最終的な決定は、自分のライフスタイルや将来のビジョンに基づいて行ってください。
マイホームはあなたの人生において重要な役割を果たす場所です。
じっくりと考え、納得のいく選択をしましょう。
ご自身の希望や状況に合ったマイホームを手に入れることができれば、幸せな暮らしを築く一歩となるでしょう。
どんな選択をするにせよ、新しい生活を始めるためのワクワク感を持って、自分にぴったりのマイホームを見つけてください。
わたしの考えでは、簡単に結論を言えばどちらも正解なんですよね。
どちらも正解というとなんだそれってなってしまいますが、
十人十色で家族の好みも検討していくと
100組の家族がいてたら100通りの正解があります。
自分たちにとっての一番のベストな答えを出せるよう話し合いましょうね。
意見が合わなくてケンカになることもあるかもしれませんが
どちらを選ぶとしても、すごく楽しいイベントだと思い、楽しんで計画していきましょうね。
この記事を読んで頂いた方の悩みが少しでも解消できれば幸いです。
って妻が言うてます。